明治探偵冒険小説集 (1) 黒岩涙香集 ちくま文庫―明治探偵冒険小説集

日本の探偵小説史の端緒を開いた人物として知られる黒岩涙香の「幽霊塔」を収録した文庫。
江戸川乱歩が読みふけってその世界に入り込んでしまったという本、ということで早速読んでみた。
明治32年?
漢字が今と大分違ってますね。
前半は謎が謎をよび停滞するが後半の主人公がロンドンへ行き、幽霊塔に戻り、さらにパリへ行き、戻り、としてどんどん謎が解けていくあたりのスピード感は最高で一気に読めてしまう。
その他の全ての物は「日本」なのに、地名だけがロンドンとかだったりするのがなんともいえない感じだ。
なんで?やっぱり日本の地名では幽霊塔の雰囲気が出ないから?
ラストは絶対死ぬんじゃないか、と思っていたけど予想に反してこれ以上はないくらいのハッピーエンド。
まあ、幽霊塔というおどろおどろしいタイトルの割には主人公の男が飄々として楽観的な、まあ、明るい性格なので良かったよね。
美人だから悪いことをするはずがない、という男らしい価値観で最後まで突き進んでいくのがなんとも、間抜けというか、もどかしいというか。。
美人、馬、機械仕掛けのからくり、地下室、鉄格子、秘密の落とし穴、のぞき穴、etc.確かに少年探偵シリーズの元ネタになるようなものばかり次々出てくる。
大いに影響を受けたんでしょうね。
大変に面白い本でした。

明治探偵冒険小説集 (1) 黒岩涙香集 ちくま文庫―明治探偵冒険小説集
黒岩 涙香
筑摩書房
売り上げランキング: 66420
おすすめ度の平均: 4.0
4 「カリオストロの城」の元ネタの一つ

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genre : 本・雑誌

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Author:gojotaro
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(未完)
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2.AV女優 (文春文庫)
3.春の雪 (新潮文庫―豊饒の海)
4.奔馬 (新潮文庫―豊饒の海)
5.クージョ (新潮文庫)
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7.ガープの世界〈下〉
8.腐蝕の構造 (ハルキ文庫)
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26.ハックルベリー・フィンの冒険〈上〉 (岩波文庫)
27.ハックルベリー・フィンの冒険 下  岩波文庫 赤 311-6
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29.黒猫・黄金虫 (新潮文庫)
30.ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉
31.ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉
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34.涼宮ハルヒの憂鬱
35.ぼくたちの洗脳社会 (朝日文庫)
36.甲賀忍法帖 (角川文庫)
37.Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)
38.ゴクミ語録 (角川文庫)
39.


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