ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)
英語を勉強して、将来はアメリカで働いてみたい、という夢があったが、こりゃ無理だな。あきらめよう。
なんてったって、盲腸で一日入院して132万円だ! 無理。払えない。
妊娠して出産しても日帰りだなんて、そんなんでよくみんな子供作る気になるなあ。。。
前半で、メキシコからの移民で破産、貧困、底辺という話が出てくるが、いやー、だったらなんでアメリカに来たの?とか思ったが、
失業中の両親と幼い兄弟たちを支えるために朝から晩まで働いていたマリオに絶えずまとわりついていた恐怖は、トラブルを起こしメキシコに強制送還されることだった。
ということなので、メキシコはもっとひどいということらしい。
うーむ。。。
ここに書かれていることが全部本当だとしたら、一体アメリカという国ではどういう人たちがいい思いをしてるんでしょうか。
後半の軍隊の話も恐ろしい。戦争も派遣会社によって行われているとか、報道も巨大企業によって操作されているとか、個人情報が集められているとか。
国内では経済的状況を含む個人情報が本人の知らないところで派遣会社に渡り、その結果、生活費のために戦地での勤務につき死亡する国民の数も急増する一方だ。彼らの動機は愛国心や国際貢献といったものとは無縁であるとみなされるため、戦死して英雄と呼ばれる兵士たちと違い、むしろ「自己責任」という言葉で表現される。
なんか、日本ではこの正月は派遣村の話題でもちきりでしたが、世の中にはこういう「自己責任」もあるかと思うと全くやりきれないです。
本当にSF小説の未来みたいだよねえ。
facebookとか、学生さん中心にすごい人数が登録されてる訳だけど、ああいう情報も使われてるんだろうね、きっと。
こうなると個人情報保護とか意味がないような気が。。。ありゃーめくらましか。
bolgとかやってる奴が一番情報集めやすい(笑)。
これまた読んだら普通にアメリカなんて行きたくなくなる本。
岩波書店
売り上げランキング: 246

緊張感を持ちながら読みました
厭味なく読めました
■アメリカって何だろう?に応える秀作。
再読。医療、教育、防災、軍事分野の市場化には慎重であるべき。
読むべき!


