オオカミ少女はいなかった 心理学の神話をめぐる冒険
これもどっかのブログで書評されてて面白そうだなと思ったので読んだ。
や、もちろんそれまではアマラとカマラもサブリミナル効果も本当だと信じてました。
なんだー、早く教えてくれよって感じですか。
でもいまだに真実として載っている教科書もあるそうですよ。
なんかこういう、1920年とか、白黒写真しかなかった時代の、まだ情報が少なかった時代の話ってのはかえって想像力をかきたてられて怖いですよね。恐怖を感じるなあ。
面白いなあと思ったのは、プラナリアという下等生物を使った記憶を保持する物質を探そうとする研究の話。プラナリアという生物は真ん中でちょん切るとちょん切られたどちらからも本体が再生するんだそうだ。で、最初に光と電気ショックを与えて学習させたプラナリアを切って再生させると、それは最初から学習した状態になる、ということらしい。
さらには学習させたプラナリアを細かく切ってまっさらなプラナリアに食べさせると、これまた学習した状態になる、という。
つまり、記憶は食えるのだ。
な〜んて安直に書いてはいけないわけね。
でもこういう研究の多くが今やタブーになってふれられない、さけられ、誰もやろうとしないってのは現代の不幸なのかも、とも思った。人間に関することだからね。人間を使って実験するしかないから。今みたいなこんなうるさい社会では無理なんでしょう。
笑えたのはフロイトの話。以下引用。
幼児がおとなも顔負けの性的欲望をもっていることは、どう転んでも証明などできない。フロイトの支持者なら、おとなになってからの心理病理こそ幼児期に性的欲望があったことの証拠だと言うかもしれないが、それは論理先取というものだろう。しかし、現在も、人間の心理発達の理論としてフロイトの考えを基礎に据えた理論は一部で生きていて、教科書にも登場する。たとえば、発達段階として、人間には口唇期とか肛門期とか男根期があるのだそうだ。ということは、私にもあなたにも、そんな時期があったということだ。学術的な専門用語だからと言われてしまうとそれまでだが、肛門期や男根期といった概念を学生の前でしゃべるだけの勇気は私にはない。(私たちの心の底は、それほどまでに、セクシャルなものとスカトロなものとで満ちているのだろうか。私は、そんなことはないと思う。)
そういえば学生の頃、コンパとかすると可愛い女の子は大体心理学専攻です、なんつって、フロイトだのユングだのと言ってたけど、考えてみたらフロイトのこういう話を彼女たちは講義で受けていたりしてたんですかねえ。いやあ。。。フロイト恐るべし。
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え、プラナリアの実験もちがうの?!!
小説のような余韻もある
いくつかは信じてました(笑)
私もいくつか信じてました(笑)


