「へんな会社」のつくり方 (NT2X)
あのWEB進化論の梅田望夫が取締役やってる会社の本だー、ってことでかなり構えて読み始めたんだが、いきなり冒頭の「制服はなんのために必要か」という話でずっこける。
おやじとしては「現場知らねえやつだなあ」「現場で油まみれになって働いてこい」とか言いたくなるんだがだめですかね(^^;
ま、若いってことだよね。まだ経験も少なくて世の中のことをあまり知らない子供達がいろんな試行錯誤をしながら会社を経営して大きくなってる姿、というべきか。実際写真に写ってる社員の人たちもみんな若い!
価値観も全然違う。以下引用。
僕はなぜか、「世の中は、誰かが適当に作った、とんでもなく”でたらめな仕組み”で動いている」という世界観を持っています。「世の中は、遠い過去からこれまで人類の英知が作り上げてきた精巧な仕組みで動いていて、現時点での最適解になっている」などとはとうてい思えないのです。
一例として、世界の究極の秩序を解き明かそうとしたアインシュタインに心酔し、この「世界全体を引き受けよう」として、身もだえしている茂木健一郎(1962年生まれ)の価値観とは対照的である。(参考:思考の補助線 (ちくま新書 707))私は昭和40年生まれで大阪万博も知ってるし、その後のオイルショックとかロッキード事件とかで随分社会にも失望したが、全然茂木健一郎の価値観に近い。
それともこの人だけですかね、ところどころ変なこと書いてるんだよね。起業家として高校へ行って授業をした時の話で、高校生に「大富豪」というゲームをやらせて、そのゲームから分かることとして
そもそも人生に目的なんて無いのですから、真剣に取り組めるゲームを各自が探さなくてはなりません。
とか。うーん、、、茂木健一郎と対談してほしいなあ(笑)。ぜひ、クオリア。
まあ、本題である仕事のやり方については、「新しいアイデアを思いついて、思わずつくりはじめた日曜日」とか、いいこともたくさん書いてある。技術者->研究者->科学技術->マッドサイエンティストという発想しかない私には毎日場所が変わるフリーアドレス制の仕事場など絶対に許容できないが、まあ、WEBの開発だったらそれも今風でありだろう。
そうかそういうものなのか、と、今日の日本のインターネット文化に漂う雰囲気が少し分かった気になった。
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