悪人正機 (新潮文庫)
本当はひきこもれっていう本を買いたかったんだけど、見つからないのでこれにした。やーなんかこれも読み始めると止まらない本ですね。なんで今まで俺は吉本隆明読まなかったんだろう? 以下本書より引用
素質がないといえば、三島由紀夫がそうですよ。この人にはもう、文学の素質なんかないと思いますね(笑)。ないけど、やっぱり天才的な人だな、天才的な作品だなと思うんですけどね。
そのことを見破っていたのは武田泰淳なんですけど、三島由紀夫が市ヶ谷で自決しちゃった時の追悼の中で「この人は刻苦勉励の果てに死んだ」ってあからさまに書いてるんです。
本当にそうですよ。三島さんて人は、刻苦勉励ですよね。素質あると思えないですね。もう、全然鈍い感度の人で、ダメなんだよなっていうふうにしか思えないんだけど・・・・だから、関係ないわけですよ。
やー、そうねえ、そう言われればそうかもねえ、と思ってしまいました。
三島由紀夫についてはこれまで何冊か伝記っぽい本読んだことあるんですが、確かにその、作家として認めてもらうまでの努力とか、自決するまでのいろいろな、例えばボディビルで肉体を鍛えたりとか、そういう行為がほんと涙ぐましいんですよね。やー真面目な人だなあっつーか。
なので努力の人だというのは分かる。でもやっぱり才能はあったんじゃない? 天才だと思うけど。
才能と素質は違うんですかね。センスがないってこと?
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