Beginning Perl Web Development: From Novice to Professional

perlでCGIを書くための様々な知識についての本。From Novice to Professionalってことなので、初心者からプロまで即実践で使える、はず。
オライリーの本もいいんだけど、perlはperlであってCGIではないので、さあ書くぞって段になってどう書くかなあ、と考え出すと書け出せない、というのがあり、なんかこう、肩を押してくれるような本はないものかと思ってね。買ってみた。
やー、まあ日本語の本だったらあるのかもしれないが、今年になって買った「達人に学ぶPerl/CGI道場」も「すぐわかる オブジェクト指向 Perl」もCGIはCGI.pmで、ということでテンプレート使ってないのでどうも実務には使えなくて。
なんかいい本ないすか、まじで。
第12章のThe Template Toolkitから読み始める。PHPのSmartyみたいに使う予定でいたんだけど、これ読むとTemplate Toolkitって、ほとんどCMSだ(^^;
テンプレの中で変数に値をセットしたり(配列も)、definedとかlengthとかのmethodを使ったり、ループや、IF-ELSEとか使ったり、CGIモジュールを使えばCGI.pmがそのまま使え、DBIモジュールを使えば、データベースも操作でき、で、しかも、テンプレとサイト全体の設定ファイルを用意して、ttreeってコマンドを打つと、一気にhtmlとして生成してくれる。ページの追加はテンプレを追加するだけ。
ひえーって感じ。
バッチで動かせばそのまんまCMSじゃん。もうさすがにいなくなったけど、検索エンジン対策で静的なHTMLで作ってくれ、っつーお客さんにも楽勝で対応できる(笑)。
しかも下手をすればなんちゃら.cgiとかってperlのスクリプトを書く必要もなく、テンプレだけでOK。
んなバカな。。。
取り急ぎ、そういう使い方する予定はないんだけどな。
その他、第3章Database and Perlを流し読みして終わり。後は書く時に読む。
mysqlのinsertidの取り出し方の説明で、
my $insertid = $dbh->{'mysql_insertid'};
print "$insertid\n";

In this case, the output from each run should increment, assuming that no one else is inserting data into the table at the same time!


とかって書いてあるんだけど、大丈夫なんでしょうか、この本!



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genre : 本・雑誌

魔界転生(下)―山田風太郎忍法帖〈7〉

紀伊大納言が江戸へ向かう、というあらすじが本の裏表紙に書いてあって、それ読んでなんとなく結末が読めてしまったので下巻は流して読んでしまった。
ま、そもそも敵が敵だし、味方は一人みたいなもんだし、これじゃあね、なんかそういう大きい展開がないと難しいよね。
結局、上巻のじらしにじらされて、復活した魔人におっかけられるシーンが最高だった。
最後に残った柳生衆の二人、左十郎と戸田五太夫が武蔵に斬られ片方は足だけ、片方は胴から上だけになってそれでも動いて、十兵衛に武蔵が逃げたことを報告し、そして

「左十」
 と、十兵衛はさけんだ。
「・・・・・ようやった!」


このシーン、に、感涙しました。まあ今風に言えば理想の上司と部下というとことですかね。十兵衛のその言葉だけを期待して命をかけて、というそれが男の生きざまで、、生きるってことで、だから女とは違う、っつーことじゃないですかね。
巻末エッセイは皆川博子っていう人。「九十三年 - ヴィクトル・ユゴー文学館 (第6巻)」の本家取り、とか、一番好きな場面は「忍者月影抄 (河出文庫)」だとか、一番好きな忍法物は「風来忍法帖―山田風太郎忍法帖〈11〉 (講談社文庫)」だとか、「福田善之 1 真田風雲録 (ハヤカワ演劇文庫 14) (ハヤカワ演劇文庫 14)」のラストもいい、とかいう話。

魔界転生(下)―山田風太郎忍法帖〈7〉 (講談社文庫)
山田 風太郎
講談社
売り上げランキング: 139878
おすすめ度の平均: 4.0
5 伝奇小説の最高傑作!
5 魔界転生
5 吉川英治VS山風
2 転生衆が十兵衛以上に魅力的で強すぎた

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genre : 本・雑誌

村上式シンプル英語勉強法?使える英語を、本気で身につける

米Google副社長である著者が、実は全然英語ができなくて31歳になってから勉強をはじめて、できるようになった経験を元に、勉強法を教える本。
CNNニュースの街頭インタビューで英語で質問されて英語で答えていない=日本語で答えているので画面にテロップが出る、のは日本だけ、とか。
会議の席で同時通訳のイヤホンをつけているのは日本人だけ、とか。
2025年になって英語を使えずに仕事をしている人の姿を想像できない、とか。
とにかく、英語、絶対、必要、という話が冒頭にどかんときて焦らせられる。
リーディングは探偵物ロバート・B・パーカーの「スペンサーシリーズ」1ページに約200ワード。これを3冊読んだら次は、ジョン・グリシャムの弁護士モノ。1ページ300ワード。1日30分から1時間読む。最終的に1分で500ワード読めるのを目指す。(最初は100ワード/分)
SFはダメ、翻訳本は読まない、後戻り&息継ぎ禁止、ひたすら前へと読む。
単語は1万語が目標。暗記じゃなくてひたすら眺めて覚える。しかもそれは毎日1万語を全部見る(爆)だそうで。。1語1秒とすると1万語で2時間45分かかる。
リスニングは耳の筋力の問題。負荷のかからない軽いダンベルを何回持ち上げても筋力はつかない。10課先を聞いてから1課をやると聞き取れるようになる。トータルで1000時間聞け。毎日1時間で3年間。テキストは一切見ない。息を止めて聞く。
ということだそうです。
いやー、じゃあ一日何時間やりゃあいいの?って感じですよね。無理、そんな時間ない。
早速本屋さんへ行って、紹介されていた本を見てきたが、例えば単語学習用の「ニュース英語パワーボキャビル4000語」。分野別になっていて、いきなり政治とか、国際とか医学とかそういうのが並んでて、もうやだ、って感じ(笑)。別にそんな単語覚えたくない。そもそも別にCNNのニュースとか、ニューズウイークとか読みたい訳じゃないんだ。
ということで私には向いてないな。
あー、でもスペンサーシリーズとかジョン・グリシャムはおもしろそうだったよ。パッと見で読めそうな気がしたし。本屋に特集コーナーがどかんと出来てて笑えたね。
The Firm
Mortal Stakes
高いよな、本屋で買う洋書は。
ただ、一気呵成にやるんです、という考え方には賛成。どうも今やってる「決定版やさしいビジネス英語 (Vol.3) (NHK CD‐extra book)」も一日1レッスンなんてやってるとだらけてだめだ。もっとまとめて一気にやろう。

村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける
村上 憲郎
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 66
おすすめ度の平均: 4.5
5 やる気と楽しみを与えてもらいました。
5 英語のすすめ
4 何事も遅すぎることはない
4 きっかけを与えてくれる。
3 ごくノーマルな内容


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genre : 本・雑誌

ひとり暮らしの教科書 簡単!おしゃれに模様替え編

一人暮らしを対象とした、部屋の片付け方、ちょっとした模様替え、思い切った模様替えのやり方についての本。
イラストで分かりやすく説明されてるが、こりゃーまあ、女性向けですな(^^;
なにしろ片付けられない女ってのが多くて、一人で住んでる分にはいいかもしれないが、別に震度3で倒れてきた本と漫画とゲームソフトに押しつぶされても知ったこっちゃないが、他に家族がいたりするとそんなことも言ってられない。
定期的にいらないものを捨てたり、収納を見直したり、レイアウトを変えたり、ってやらないととてもじゃないがストレスがたまって生活ができない。
ということで現在部屋の模様替え検討中なので参考にと思って読んでみた。
物の置き場所を決めて、使う場所に収納して、出したら必ず戻す、とか、もったいないのは物じゃなくてスペースだ、とか、この手の本には必ず書いてあることが書いてある。
家具は背の低いものを並べた方が部屋が広く見えるとか、片側には何も置かずにスペースを空けておいた方が広く見える、とか、いろいろ参考になった。
面白いなと思ったのは、洋服を買うとついてくる予備のボタン、あれは透明のミニアルバムに入れておけばいいんだそうだ。これは使える。
他、ファブリックとか、オットマンとか、初めて聞いたカタカナ言葉もたくさんあった(笑)。ただの布だろ。
うん、ラウンジチェアとオットマンを置いて、読書とかしたいね。それが夢。

ひとり暮らしの教科書 簡単!おしゃれに模様替え編

毎日コミュニケーションズ
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genre : 本・雑誌

レコードコレクターズ増刊 ビートルズ名曲ベスト100

アンケートによる「あなたが選ぶビートルズ名曲ベスト100」の結果発表。
これまで赤の時代と青の時代と2回に分けて特集してきたビートルズの総集編。評論家の選定はどうしても偏る(ジョンに)と思っていたので、このアンケート結果を楽しみにしていた。
結果はまあ満足ですかね。ちゃんと普通に「レット・イット・ビー」とか上位に入ってるし。「トゥモロウ・ネバー・ノウズ」は大分下の方だし。
読者のコメントにもぐっとくるものが多い。
それにしても「イン・マイ・ライフ」は意外かも。
まあ、その人が青春時代だった時にテレビのCMで使われた、とか、ドラマで使われた、とか、ドキュメンタリーで、とかそういうのの影響が大きかったりするからねえ。
亀渕昭信のベスト20のコメントがよかった。
「イエスタデイ」や「抱きしめたい」ももちろん良いんですけれど、聴きすぎちゃったんです(笑)。ラジオでかけた回数も一番、二番じゃないかな。今日は何をしましたか?と聞かれて、歯を磨きました、っていちいち言わないようなものです。

あーこれだと思ったね。ベストを選べと言われると、当たり前すぎてはなっから除外して考えてしまう。
ただ実際、ベスト10に「イエスタデイ」と「レット・イット・ビー」と「ヘイ・ジュード」入れたらさ、まあ、それを知り合いに話したら、「そういう、「イエスタデイ」と「レット・イット・ビー」と「ヘイ・ジュード」の3曲入れちゃうような人とはちょっとね。。。」と言われるわね。
それは誰でも、たいしてファンでもない人でもみんなが知ってる曲だから。だから「ハピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」がおれ好きでさ、と言った方がうける。通だね、って感じがする。そういう曲の方が語りがいもある。

できれば20年。20年後にまたもう一回やって欲しいっすね、この企画(笑)。
そうすりゃまた評価もがらりと変わるでしょう。
それまでレコード・コレクターズが続くよう、株式会社ミュージック・マガジンがなくならないよう、応援しなくちゃ。
買えよ、たとえメタリカの特集でも。

1962-1966
1962-1966
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The Beatles
Toshiba EMI (1993-09-21)
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おすすめ度の平均: 3.5
5 確かさのあるマスト・アイテム
5 永遠のベスト
1 赤盤、青盤だけは『買ってはいけない』


1967-1970
1967-1970
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The Beatles
Toshiba EMI (1993-09-21)
売り上げランキング: 5652
おすすめ度の平均: 5.0
5 やっぱりすごい
5 デザインがすばらしい
5 楽勝の星5つ


レコードコレクターズ増刊 ビートルズ名曲ベスト100

ミュージックマガジン
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genre : 本・雑誌

魔界転生(上)―山田風太郎忍法帖〈6〉

宮本武蔵や天草四郎など、死んだはずの人物が生き返って、チームを組んで悪だくみしようとしているのを、柳生十兵衛が阻止しようとする話、の上巻。
昨日ブログに書いたjQueryの勉強があまりにつらくて(笑)、一段落したらもう、ちょっとプログラムとかしばらくなんにも見る気もしなくなったので、小説にした。
いやー、面白すぎて失神しそう。
この世になんらかの悔いが残ってて、そういう強い思いがあって、その状態で好きな女とセックスをし、果てて、同時に死ぬと、1ヶ月後にその女の体内からまったくそのままの状態で蘇る(魔人として)という設定で、前半はその蘇るいきさつの話が延々と続くので、敵はだれなのか、何が目的なのかさっぱり分からず、悶々とするが、十兵衛に預けられた3人の娘が捕らえられそうになり、その父親が救出して柳生へと向かうくだりのスピード、疾走感、恐怖、はもうすごいの一言。手に汗握る。
「無駄、無駄、無駄でござるよ、胤舜どの、御坊の女人禁制は鰯のあたまにひとしいものでござる」

生まれ変わって妖魔になる中に、宝蔵院胤舜という人がいて、この人は槍の使い手なんですが、設定がすごい。56歳で童貞、女を断つというのが修行で、それによって槍の技も磨かれる。56歳なのに、7日に一度は夢精し、(しかも猛烈な噴射)その精が極限までたまった状態になると槍の技も異常に高まる。ということでわざわざ自分が一番エロを感じる女(お佐奈)をそばにおき、決して手は出さず、三尺離れて射精する、という生活を送っている。
まあ結局、そんなの無駄と言われて、あっさり童貞捨てちゃうんだけどね、56歳で(^^;
なんかこの話の中で一番、男の虚しさ、男の弱さ、を表してるキャラクターのようで、この後下巻でどういう展開になるか知りませんが、この辺に作者のテーマがあるのかもしれないですね。
今もあるのかな、こういう、女人禁制、みたいなのを実行してる人って。

魔界転生(上)―山田風太郎忍法帖〈6〉 (講談社文庫)
山田 風太郎
講談社
売り上げランキング: 170416
おすすめ度の平均: 4.5
5 忍法帖、一二を争う大作
5 面白さの求道者
3 昔の娯楽大作
5 オリエンタルなファンタジー
5 「柳生」も併せて読んでみてください。違った十兵衛が読めます。


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genre : 本・雑誌

jQuery in Action

JavaScriptのライブラリ、jQueryの参考書。
この数週間私を苦しめた苦行の元。
jQuery、とタイトルに明確についてる本ってまだ少ないんだけど、日本で出てるやつはどう見てもデザイナー向けの、即コピペすれば使えます的な(笑)、全く応用がききそうもない本ばかりなので、やっぱ洋書かなってことでひとまずこれにしてみた。
これもamazonの.comで買ったけど、.co.jpとの価格差はすごいよ。
いやーしかしくじけたね。第2章セレクタ、第3章属性の操作(みたいの)あたりまでは楽勝、おれがやりたいこととはあんま関係ないね、なんて思って読み飛ばしてたんだけど、第4章になってお目当てのフォーム要素をいじって変化させるってののサンプルが出てきて目が点。だってこんなのだよ。


$(function(){
$('fieldset div div').hide();
$(':checkbox').click(function(){
var checked = this.checked;
$('div',$(this).parents('div:first'))
.css('display',checked ? 'block':'none');
$('input[type=text]',$(this).parents('div:first'))
.attr('disabled',!checked)
.css('color',checked ? 'black' : '#f0f0f0')
.val(1)
.change()
.each(function(){ if (checked) this.focus(); });
});
$('span[price] input[type=text]').change(function(){
$('~ span:first',this).text(
$(this).val() *
$(this).parents("span[price]:first").attr('price')
);
});
$('span[price] input[type=text]').change();
});


壮絶。なんだこりゃーって感じ。もう一回最初のセレクタから何回も勉強しなおして、1週間くらいかかってやっと理解できた。

セレクタを制すものはjQueryを制す、という感じでしょうか。

まーでもね、
$('div img')
$('div, img')
$('img', 'div')
が全部違うって言われてもねえ。。。なんだこりゃですよねえ。。。笑うしかない?
ただ「jQuery」間違いなくこれは強力です。普通のJavascriptで7〜8行で書いてたスクリプトがたったの1行で書けました。HTML側は全く汚れません。すばらしいです。
泣きながらでも勉強する価値はあります。
セレクタ、とにかくセレクタ。デザイナ(っていうかコーダーか)には変な構造作るなよって話もあるけどね。まあそれはしょうがないし。

jQuery in Action
jQuery in Action
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Bear Bibeault Yehuda Katz
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genre : 本・雑誌

rockin'on (ロッキング・オン) 2008年 11月号 [雑誌]

特集はオアシス、レッド・ツェッペリン、新世代ロック。インタビューはブライアン・ウイルソン、ジャクソン・ブラウン他。
いや、まあ、もちろん、「スペシャル企画!渋谷陽一×伊藤政則×大貫憲章のツェッペリン大放談!」と表紙にあるのを見て買ったんだけどね! いや、まあ、そういえばロッキング・オンって今どうなったんだろう、という興味もあってね!
実際15年ぶり、とかそれくらいで中を開いて見た(笑)。
この1億総ブログ時代に読者投稿、の雑誌なんて存在し得るのか、って話だが、やっぱり随分原稿は減ってましたね。DISC GUIDEっていう、ミュージック・マガジンみたいなページがあって、ちょっと驚いた。DISC REVIEWも再発盤のページとかあって、レコード・コレクターズみたいだし。
まあそういう時代っちゃ時代だから。
大貫「まあみんなさ、こういうこと言うと『ああ昔はね・・・』って言われるかもしれないけど、今は音楽について語る機会がないらしいんだよね。(後略)」
渋谷「あれだ、音楽評論家が絶滅しちゃったからこういうことになったんだ」
大貫「絶滅?」
渋谷「おれたちが終わらせちゃったから(笑)」
語る機会とか人とかというより、語る対象がなくなっちゃったんじゃないかなあ、って思いますね。もう情報が多すぎて話にならないんじゃない?
新しいクラスになってとなりの席になったやつがたまたまロックが好きで、同じアーティストのCD聴いてたりして話で盛り上がって、とかいう展開が想像しづらい。砂浜の砂粒と砂粒が出会うような確率でしか存在してないような世界になってる気がする。
若い人にしてみりゃ、もうそんなに情報いらない、見たくない、聞きたくない、知りたくもない、って話になってもおかしくはないな。
そんなに全部聴ける訳も、見れる訳もないし、だから語れる訳もないってことだ。
他、渋松対談と松村雄策の原稿は昔のまんまでありました。

あー、あと記事読んでAC/DC買った。これ。
Black Ice
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genre : 本・雑誌

Firefox 3 Hacks Mozillaテクノロジ徹底活用テクニック

Firefox3の新機能の説明や、拡張機能の開発、XULアプリケーションの説明等々。
ということではあるが、なにはともあれ、このところずーっとjQueryの勉強してて、いざ書き始めるとデバッグ環境がないと話にならなくて。
Firebug入れるかあ、ってことになったんだけど、使い方がさっぱり分からんので買ってみた。
ま、他にGreasemonkeyの記事もあったし、なによりFirefox3ではクッキーとかbookmarkがSQLiteで管理されてる、という驚愕の事実が書いてあったので即買い。
なんで2800円もするんだと、レジで大いに憤慨したけど(笑)。
読んでみたら別にFirefox3のSQLiteで何ができるって訳でもなかったけどね。ID=1から順に記録が残ってるのがなんか嬉しかったかも。
Greasemonkeyもこんなもんかあ、って感じだったし。(amazonの検索結果に図書館の検索結果を重ねて出したりできる)

や、もちろんFirebugはバリバリ使ってますよ。これないと無理、絶対。
あとは、結局、載ってたおもしろそうなアドオン入れてみたってくらいですかね。

Context Search
Firebug
SearchWP
Selenium IDE
SQLite Manager

入れたのはこれくらい。そうそう、ついでなので、こないだの「WEB+DB PRESS 総集編 [Vol.1~36]」も読み直して、Selenium IDEの使い方も覚えた。とりあえずSelenium IDEだけで十分かなという感じ。


Firefox 3 Hacks Mozillaテクノロジ徹底活用テクニック
江村 秀之 池田 譲治 下田 洋志 松澤 太郎 dynamis
オライリージャパン
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genre : 本・雑誌

そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生

高齢化が進んだ上に寒波でみかんが全滅した町を料亭の妻物用の葉っぱを作ることで救った男の物語。
大分前だけど、女房が毎日会社辞めたいばかり言っていて、そんなに嫌なら田舎帰って農業でもやったらどうかな、と思った時にどこかのブログで書評を見かけたので買ってみた本。
すっかり忘れてたが読んでみた。
この人も基本的にはこないだの「オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ)」と一緒でギャルの文化というか女子供を重視してうまくいった、というパターンですね。そもそものきっかけも寿司屋で女子大生が料理に添えられたモミジの葉っぱを「かわいい」と言ってハンカチに包んで持ち帰ったというのだし、第7章では明確に、女性と高齢者を主役にしないとだめ、男は評論家ばかりでだめ、実際には世の中のいろんなことの7割から8割は女性がやっている、と述べている。
まあ、そういうこの作者の生活は、薄給に耐え、全てを仕事にささげ、子供の面倒もみず、しまいには心筋梗塞になり、という、もろに男性社会のモーレツ会社員的なものだったりするというのがなんとも言えない。
こうして本になって地方再生なんて書かれてると、そんなもんかと思ってしまうが、普通じゃ絶対無理って話だ。そこまでしないと絶対無理。
ただ実際、いずれにせよ、方向性としてはそれしかないって気もしますね。「みんなが働ける社会づくり」ってあるけど、それしかないでしょう。若い人は減るばかりだし、会社を定年退職した男は役に立たないし。
面白いなーと思ったのは、超田舎のばあさんだったのが、勉強会に参加したり、視察に行ったり、取材に応じたり、してるうちに垢抜けてきた、という話。更に、それまでは山奥だし誰も来ないから住めればいいと思っていたのが、今は気持ち良く生活できるよう、改築にお金をかけ、家の周りをきれいにしているんだそうだ。これを作者は「ソフト力」がついてきたと言っている。それが「ソフト力」ね。
あと引用すると、
 「渦を巻く」というのは、波紋が広がることとは違う。波紋は、水に何かを投げ入れるとできるが、しばらくすれば消えてしまう。それと違って「渦を巻く」というのは、板を水に入れて突っ込んで回すと、最初は抵抗がものすごく大きい。しかし渦が巻き出すと、それは板を回すに連れてだんだん力強く、大きくなり、ずっと巻いていく。

これを読んでそうかインターネットというのは波紋なんだろう、と思った。

そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生
横石 知二
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 4531
おすすめ度の平均: 5.0
4 メディアでは紹介されなない苦労話が。
5 たまたま成功したわけではない。
5 ヒントに溢れている
5 農村の実態と地方再生、ベンチャー経営、そして経済が良く分かる
5 笑顔が目に浮かびます

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genre : 本・雑誌

広告批評 330号

ファッション特集。宮崎あおいのインタビューや、グラビア。
内田樹っていう人のブログに、橋本治の書評は誰も書きたがらない、みたいな話が載ってて、それについて広告批評に書いたって書いてあったので、買いに行った。
大体広告批評って廃刊だか休刊じゃなかったっけ? と思いながら必死で探したが見つからない。ビジネス誌でもないし、文芸誌でもなさそうだし、一体どこに陳列されてんだ?
あきらめて帰ろうと思ってふと見たら雑誌コーナーの一番入り口のところにあった。新潮のyomyomとかと一緒のところ。表紙が宮崎あおいで内容は同じなのに表紙だけ3種類ある。まぎらわしー。もちろん私が選んだのはこの写真の。
肝心の、内田樹の文章は載っていなかった。。。次号かな。
代わりに養老孟司による橋本治の『「ああでもなくこうでもなく」を読む』という書評が載っていたのでそれを読む。日本人の7割がサラリーマンになってしまって、サラリーマンの常識が日本の常識になり、暗黙に世間を支配しているのは疑問だーーっつー話。
橋本治の「ああでもなくこうでもなく」No.130は、北京オリンピックの開会式みたいなスペクタクル?にはみんなもう飽きたね、って話と、福田康夫が総理大臣辞めちゃった話と、北島康介はえらいって話。
テレビ見てないから分からない。福田康夫の「あなたと違うんです」アスキーアートは何回も見たけど。

 盛り上がったのかどうかは分からないが、「妙に淡々として冷静」という新しい風が吹き始めたのが、二〇〇八年夏の拾いものだったかもしれない。

なんとなく同感。妙に世間は冷静かも。この最近の株価騒動もそんな感じだし。
他の記事については、なんとか読んでみようとしたが、広告には全く興味がないものですから読めず。2,3回写真だけページめくって見て、寅さんの広告『松竹/男はつらいよ 交通広告キャンペーン「寅さんの帰郷 〜沁みる一言〜」』が一番いいなと思った。何の広告なのか全く分からんけどね(笑)。

まあでも、こういう、本屋さんでどこに置いてあるのか分からないような雑誌、橋本治とか養老孟司とか、が最初の方とか最後の方に載ってるような、ヘンな雑誌は、続いて欲しいなって思いますけどね。

広告批評330号
広告批評 330号
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マドラ出版
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オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ)

これからの日本の製造業のもの作りは、オタク的でギャル的な日本文化のよいところを生かして行うべき、とする本。現総理大臣麻生太郎の推薦あり。
昨日の「パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)」とは正反対の、欧米を成人男性の文化とすれば、日本は女の子な文化であるとして、堂々と女の子らしさを突き詰めるべしという意見。
ま、子供のままでいいじゃん、っつーことですな。
ではあるが、なんかここまであっけらかんと、肯定的に書かれると読んでて嬉しくなっちゃいますね。
確かに日本人がモノを擬人化する、というのは昔からある話だし、歴史的にそうだと言われると説得力もある。最近の若い男は脱毛したりしてるが、江戸時代にはふんどしからはみださないように銭湯で毛抜きでお尻の毛まで脱毛していた、という話が載っていたり。世界でも表意文字と表音文字を混在させて使ってるのは日本語だけ、平安時代の大和撫子が「仮名文字」を発明したように、21世紀の今、ギャルたちが絵文字によるコミュニケーション文化を創り出した、とか。はてまた、東京医科歯科大学名誉教授の角田忠信博士っつー人が、世界でも日本語とポリネシア語を話す人だけが左脳(言語の処理)が優勢になる、他の言葉を話す人が子音で判断してるのに、日本語とポリネシア語を話す人は単語の意味を判断するのに母音を頼る、自然界の音は母音に近いので、日本人は虫の音や川のせせらぎなども言語を処理する左脳で扱うのだ、だから自然に風流=意味を感じる、という学説まで出てくる。
(安部公房「死に急ぐ鯨たち (新潮文庫)」に引用されてるそうです。)
最後には麻生太郎の「キャプテン翼 (2) (集英社文庫―コミック版)」話。トッティもジダンもキャプテン翼の影響だとか。
あーそうそう、こないだの「国家の品格 (新潮新書)」にも日本に来た西洋人が秋の虫の鳴き声を聞いて、なんだこのノイズは?と言った、それを聞いて憤慨したという話が出てましたね。

そうっすね、個人的には、しゃべる自動販売機がいいなあ。そういう「かすがい」機能を持った、人と人をつなぐロボットのようなものが日本全国に広まったらいいなと思いますね。
いや、広まるでしょう。間違いなく。


オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ)
川口 盛之助
講談社
売り上げランキング: 2096
おすすめ度の平均: 4.5
5 日本の製造業の特徴づける理由が興味深かった
5 良書です
4 日本人気質と、モノつくりと、現代のカルチャーを綺麗にブリッジさせたまとめを展開するよみやすい本。
5 爽快な読後感
5 現代日本の消費と社会を視る最高の教科書

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genre : 本・雑誌

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)

豊かになって便利になった日本では外国への憧れがなくなり、一方で外国での日本の存在感も薄れ、今や鎖国のような状態になっている、軽やかなグローバル化を目指してはどうか、という内容の本。
「パラダイス鎖国」という聞き慣れない言葉に惹かれて読んでみた。携帯電話のガラパゴス化というのにも興味あったし。
ただ読んでみて思ったが、いろんなデータとかを元に説明される「パラダイス鎖国」の状態とか、それに対する作者の危機感みたいなものが、どうにも、ぴんと来なかったなあ。
携帯電話はねー、ありゃー電気製品ということにはなってるが、文化みたいなもんだから。既に日本でしかあり得ないようなものになっちゃってるから、しょうがないんじゃないすかねえ。iPhoneとかその他の外国の携帯電話と並べて論じても意味がないような気がします。
最近になって中国からの食品に薬物が混入、みたいなニュースで、今更ながらに「えーそんなに中国製品を買ってたんだあ」、って気づいてるのが現状でしょ。同じように日本製品ももう既に外国では当たり前に浸透していて、それが存在感のなさになってるだけなんじゃないの?って思うけど。もうどうしようもないほど日本の企業が海外での売り上げに依存してる、ってみんな知ってると思うけどな。
まあそれはさておき、若い人が外国に興味失ってるってのは分かる気するね。もはや外国へ行っても、そりゃあ観光地とか初めて見るものにはそれなりに感動はする訳ですが、見た感じコンビニもなさそうだし、不便そうでこんなとこには住みたくないねえとか、そういうことは思っちゃうよね。
思っちゃうけど、逆にね、一時の海外旅行ブームが異常だっただけじゃない? 「Hanako (ハナコ) 2008年 10/9号 [雑誌]」世代が張り切りすぎたんだろ、って気もしないでもない(笑)。
おもしろいなと思ったのはアメリカはもっと鎖国がひどくて、オハイオ州から出たこともない人もたくさんいるという話。こりゃー確かこないだの「国家の品格 (新潮新書)」にもそういう話あったよね。アメリカには国際人なんていねえ、ほとんど英語しかしゃべれないやつばかりだ、みたいな。
シリコンバレーってのは、特に変人だけが集まってきてる特殊な地域なんだそうだ。
作者の言う軽やかなグローバル化とかゆるやかな開国とかはさっぱり理解できなかったが、

 ただ、わかっていてとどまることを選ぶことと、知らないままその状態にとどまることとは、意味合いが違う。「パラダイス鎖国」の一番危険な点は、外部への興味を自らシャットアウトすることで、外の世界と隔絶され、バランス感覚をなくすことだ。


この意見には全く同感だ。
ま、そんなに心配することないと思うけどね。
あーそうそう、途中で不自然に梅田望夫の「けものみち」話が出てきたなーと思ったら、解説が梅田望夫でした。


パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)
海部 美知
アスキー
売り上げランキング: 18511
おすすめ度の平均: 4.5
5 「内なる黒船」への期待
4 ブログから生まれた軽いタッチの日本論
4 開国への第一歩
4 日本にシリコンバレー的文化を開花できるか?
4 変化を拒む日本

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genre : 本・雑誌

黒猫の三角 (バーズコミックススペシャル)

アパート阿漕荘の麻雀仲間4人が巻き込まれた殺人事件が解決するまでのストーリー。
森博嗣の原作を皇なつきが漫画化したもの。
どっかのブログにこの本の中国語版かなにかのジャケ写がどかーんと載ってて、まあ素敵、と思ったので購入した。つまり、香具山紫子に一目惚れしたってこと(笑)。
いいね。
漫画なんて実に久しぶりだったので読むのにすごい時間がかかって参った。なんか、幼児向けでもないのにいちいち全ての漢字にふりがながふってあるのが奇異でさあ。なんでかね?そういう規則なんだろうか。わあ、ここにもふりがながふってあるとか思いながら読むと気持ち悪くなっちゃって。。
まあでも私には推理ものは無理だな、全然最後まで犯人わかんないし。クロネッカ・デルタなんて覚えてもないし。
途中の幽霊のシーンはなんだったんすかね? あそこが一番ぞくぞくして怖かったけど。。
殺人は許されないが、動機は自由だ、というようなテーマが語られている。
瀬在丸紅子の部屋
で、途中出てくるこの瀬在丸紅子の部屋、これが気に入った。こういう部屋に住みたい。このかなり大きめの机に背後に本棚があって、脇が角でその床に乱雑に物が置ける、ってのが超使いやすそう。
これだーっ!と思ったよ。
他、巻末に森博嗣自身による、どこまで本気だかわからんあとがきあり。

黒猫の三角 (バーズコミックススペシャル)
森 博嗣
幻冬舎コミックス
おすすめ度の平均: 4.5
4 でこぼこカルテット、最初の事件
5 ミステリ好きなら一読されたし



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読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)

読書によって人生を変えることができる、読書は人を進化させる、自分で本を書くともっといい、というような内容の本。
こういう、出る前から売れるの間違いなし、みたいな本をすぐに買って読むのはいかがなものかと思ったが、まあね、こういうブログやってるのも、そもそもは勝間和代の本を読んだのがきっかけだし、今の自分があるのもいろいろな意味で勝間和代のおかげみたいなもんだし、感謝と敬意を表して読むことにしてみた。
いやあ、もうタイトルからして今まさに勝間和代は冴えまくっている、絶頂にある、って感じじゃないでしょうか。絶頂なので、一方ではカツマーとか(笑)、mixiのコミュニティとか、腐敗臭するものも現れ始めている、というようなことも明らかになった。
サブタイトルに「人はウェブで変わるのか」とかってある割にはウェブと読書の関連については、しょっぱなに定義してしまって終わり。あっさりしたもんです。ちょっと拍子抜けしました。
中身を見れば、ウェブにある情報と同じかもしれませんが、ウェブの中でそこまで洗練された適切な情報を手に入れようとしたら、ものすごく骨が折れます。

全く同じ意見。私の読書というのは、大体がperlとかのプログラミング言語に関する専門書のことなので、既にウェブ上に情報はある、間違いなく。だから昔はネットで調べればいいやと思ってたんですよね。でも勝間和代を読んで「あっ」と思って、それからは本で読むようにしました。その方が体系立てて理解できるから速い。情報の質も高い。ウェブは玉石混淆でいいものと悪いものがまじってるからその選別に時間がかかりすぎる。
あとウェブ上の情報にしても英語のものの方がはるかに充実してるので、結局英語が読めないと話にならない。だからどうせ翻訳書読むんだったら洋書で読んだ方がいい。
そういえば茂木健一郎が今やウェブにはあらゆる論文が読めるようになってるので、もう大学なんてなくたって研究ができる、みたいなこと本に書いてたけど、いやーそれは疑問ですよねえ。論文だけ読んで理解出来る人はいいかもしれないけど。。。
他は、まあ、リアルの書店の話が面白かったかな。そっかーamazonで検索しても本って見つけられないもんなんだ、ってのが分かっただけでも良かった。いつもamazonで検索してそれを書店に探しに行って、「見つからない」と思ってたんだけど逆なんすね。

じゃー、そんな訳で、新井素子読み直しますか。「あなたにここにいて欲しい (講談社文庫)
俺は、「星へ行く船 (集英社文庫 75B)」がいいね。

読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)
勝間 和代
小学館
売り上げランキング: 50
おすすめ度の平均: 3.5
2 宣伝本?
4 2008年現在、本はウェブに負けてないです
4 多面的な読書法ですね
3 本を売る努力をしている人ですね
3 これは進化論??




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手帳・メモ・ノート200%活用ブック

コンサルタントとか作家とか教授とか様々な職業の有名人による手帳やメモ、ノートの使い方を紹介する本。
巻頭インタビューが「ほぼ日手帳」の糸井重里。字を書くということは踊りに近い、今はキーボードを押すだけになっているが、身体はリズムとか動きを取り返したくなっている、だから手書きだ。身体を使った知性を取り戻したい、インターネット上の「知」には奥行きが見えない、というような話。
手帳なんてもうずーっと使ってなかったんだけど、「佐々木かをりの手帳術」とかが好きな女房が手帳使うといいよ、と言うので今年から「ほぼ日手帳」使ってみてるんだけどね、まあほぼ1年使ってみて、どうも使い方がこれじゃいまいちだなあ、もっと参考になる他の使い方はないものかなあ、と思って読んでみた。
どっちかっていうとこれは、手帳の使い方というよりは「手書き」の良さを勧める本ですね。
手で書いたことはパソコンと違って、不思議と頭に残る、とみんな言ってますね。
これは何故なんですかね。私もこのブログを忘れないようにと思って書いてはいるんですが、ほんの数ヶ月前に書いたことでも今全く覚えてないですからね(笑)。
手書きだと忘れないというのはもう絶対で、今勉強してる英語も、文章をノートに手書きで丸写した日と、ただ読んだだけの日ではリスニングした時の聞き取れ方が全然違う。まあ面倒なのでたまにしかやらないんだけどさ。
中に出てくる徳田和嘉子(東京大学法学部)っていう人が1983年生まれだけど、ノートで手書き重視派と言っているから、若い世代の人でもやっぱり手書きなんだね。
と、精神科医の和田秀樹が、
僕が手帳にメモしておくことって、たったこれだけですよ。情報処理にかける時間はこのキーワードを書く数秒だけです。これだけの速いスピードで情報を処理できものは、手で書くこと以外には、今のところほかにはないでしょう。

と言っている。どんなにスマートフォンやらiPhoneが進化しても手書きにはかなわない、というところでしょうか。
他、面白いなと思ったのは、大きい紙、A3が自由に書けていい、という利茂剛(映画CM監督・俳優)とか、会社には壁一面のホワイトボード、かつては自宅にもホワイトボードを置いていた、という子笹芳央(リンクアンドモチベーション代表取締役)。二人とも大きくなきゃだめなんだ、みたいなこと言ってる。
俺も、パソコンとかPDAとかがだめなのはその視覚的な大きさだと思う。
一番感心したのは総合格闘家 須藤元気の話。「創造には思考、言葉、行為の3つの段階がある」とか、今の時代、人は「時間のために」人生を生きてしまっている、とか、「シンクロノート」をつけたらいい、とか、自分が与えたら得られる「波紋の法則」がある、とか。なんかいい話ばっかり。
(シンクロとはユングが提唱した意味ある偶然の一致のこと)
シンクロ現象は起こそうと思っても起きるものではないので、「お知らせサイン」をもらったら、そのことに感謝し、偶然起きたことをノートに書き留めておくのをおすすめします。そうすると、「これはこういう意味があって必然的に起きたんだ」とすべてがつながっていき、やがてシンクロの波に乗ることができるからです。

すごいね。

手帳・メモ・ノート200%活用ブック

日本能率協会マネジメントセンター
売り上げランキング: 139777
おすすめ度の平均: 4.0
4 そうだと思います


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Intermediate Perl

intermediateってことで、Perlの基礎は一通り習得している中級者向けの参考書。
今出てるのは2006年3月のセカンドエディション(第2版)。
英語で、原書でプログラミングに関する本を読めるようになりたい、という当初の目的を果たすための最優先課題としてamazonから購入。なんかね、あきらかに本家の.comで買った方が(送料入れても)安いのでそっちから買った。なんですかね、この価格差は。
本編は200ページくらいだからね、日本語のこの手の専門書と比べるとかなり薄くて、電車通勤でも持ち運びが苦にならなくていいんですよ。いや実際すぐわかる オブジェクト指向 Perlとか、読んでる時はもう毎日しんどくて。
で、内容もそのすぐわかる オブジェクト指向 Perlにすごく近いですね。出だしがいきなりmapの説明だし、その後リファレンスについて延々と続いて中でシュウォーツ変換?The Schwartzian Transformの説明も丁寧に載ってるし。ただ後半のオブジェクト指向の説明はすぐわかる オブジェクト指向 Perlの方が分かりやすいかもしれないですね。
読んでて思ったが、ちょっと読んでなんだこれ、どういう意味?って思う英文ってのは、結局、わざわざ大きい本屋さんにその部分をどう訳してるか立ち読みしに行ったけど、日本語に訳されてもさっぱり分からん、ということですね(^^;
まあ、訳の分からん直訳されるより英文のまま訳分からん方がまだましか。例えばこんなの

If a particular invocation results in an empty list, map concatenates that empty result into the larger list, contributing nothing to the list.


抽象的すぎてさっぱりだけど、それが説明しているソースを実行してみればなんとなく分かる。

my @result = map {
my @digits = split //, $_;
if ($digits[-1] == 4) {
@digits;
} else {
( );
}
} @input_numbers;

そこがこういう本のいいところじゃないでしょうか。

他、最初は5行もあったソースが1行になったり、とか、そういういわゆるperl的な「書き方」について丁寧に説明しているのでとても参考になります。
と、読んだ結果、私はまだ中級者ではない、初心者並みだということが分かったので(笑)、さらにもっと初級者向けの本を買って勉強し直すことにしました。。

Intermediate Perl
Intermediate Perl
posted with amazlet at 08.10.09
Randal L. Schwartz Brian D. Foy Tom Phoenix
Oreilly & Associates Inc
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国家の品格 (新潮新書)

論理や合理主義を否定し、情緒・形・武士道精神を大事にして日本という国家の品格を取り戻そうとする本。
これまた2005年(3年前)だからよほどあのライブドア事件は世のオジサンたちに危機感をもたらしたんだねということが分かる。
小学生に英語を教えるのは日本を滅ぼす確実な方法だ、とか、自由という言葉は廃棄した方が人類の幸福のためだ、とかの問題発言満載。
グローバリズムで世界中が同じシステムで効率的に動く世界になったら、地球など爆発してなくなったほうがいい、とかね、おやじが言いたいこと言ってる感じでおもしろい。
やー、でも私も延々と英語の勉強してるけど、日本人が英語だめなのはもう日本語と英語の根本的な違いの問題だと思うね、実際。
やれるなら子供のうちからやった方がいいと思うけど、日本語もちゃんとやった方がいいと思うぞ。
会津藩の武士道精神の「ならぬことなならぬものです」っていうのもいいね。理屈じゃねえんだ、みたいな。実にすっきりしてる。いやあ、もう言うこと聞かない子供にはそれしかないですよ、実際問題。使わせてもらう。
他、民主主義と第二次世界大戦、日本やナチス、そして現在のマスコミの影響力を題材に国民は永遠に成熟しないので真のエリートが必要だという話もあり。
若い人たちはこういうの読んでどう感じるんだろうか。。
最後に出てきたラマヌジャンってインドの数学者の話がすごい。天才には出る風土というのがあり、美の存在しないところには天才はいない。ということでインドまで見に行ったが、インドの町はとにかく汚い。おかしい。
どうしても納得がいかず、二度目の探索で、ラマヌジャンが住んでいた土地の壮麗な寺院を発見、
 クンバコナム近くのタンジャブールで見たブリハディシュワラ寺院は、本当に息を呑むほどに壮麗でした。この寺院を見た時、私は直感的にこう思いました。「あっ、ラマヌジャンの公式のような美しさだ」と。

いや、実にいい話じゃないすか、これ。数学の公式のような美しさの寺院が存在するって。これは真実だなって思えますよね。この話を読めただけでも価値があったよ!
その他三島由紀夫については、ケンブリッジ大学で研究中に、数学のフィールズ賞を取ったある大教授に、
「夏目漱石の『こころ』の中の先生の自殺と、三島由紀夫の自殺とは何か関係があるのか」

と訊かれたそうです。

国家の品格 (新潮新書)
藤原 正彦
新潮社
売り上げランキング: 2237
おすすめ度の平均: 3.5
4 日本人としての心
1 画期的だが中身が無い
2 痛快な暴論
2 なぜ売れた?
5 大変良い本です。

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バカの壁 (新潮新書)

主に人間の脳の働きから分析して、今の人々の勘違いを指摘し、どう生きるかを提示する本。
2003年(5年前)のベストセラーとあったのでそれなりに構えていたんだが、来てみたら新書だった(^^;。
もうずっとそういう時代なんすね。新書いいよね。持ち運び便利だし、すぐ読めるし。もうハードカバーの本とか重くて。電車はいつも満員だし。環境問題なんかより、毎朝の通勤電車の混雑をどうにかしてほしいよ、全く。
いきなり出だしでピーター・バラカンってのが笑える。日本人は「常識」を「雑学」のことだと思っているという話。自分は分かっていると思い込んで思考停止に陥っている。これはつまり、テレビとかのクイズ番組のことかな。
おもしろいなーと思ったのは、情報は不変だけど人間は毎日変化してる、っていう話。昨日の寝る前の「私」と今朝起きた「私」は別物。知るということは自分が変わること。だから世界も変わって見える。
もうこのところずっと私は世界は1970年から変化していない、という考えに凝り固まっていたんだが、そうではなくて、自分は変わっていないと思い込んでいたためにそう見えていただけなのかもしれない、ということだ。もうこの10年ほど全く同じ仕事をしていて、「いや、変化ないですね」、というのが口ぐせだったりもするんだが、10年前とはもうすっかり人間変わっちゃってるんだ。
みんな同じこと考えてるんだなーと思ったのは、山田太一がサラリーマンの大半が天変地異を期待してると言ったという話。天変地異っていうかね、異星人が侵略に来たらいいなって思いますね。そういうはっきりした人類の敵が現れないとなんかもう社会は変わらないんじゃないかって気がする。
意識的世界は屁みたいなもので基本は身体だ、という割には身体でどうすりゃいいのか読んでてよく分からなかったけど、まあ、行動しろってことなのかな。私はプログラマなので、本読んでばかりいないでとにかくソース書かないと分からんぞってことだろう。プログラムを書くこと自体が意識的世界だったら私はただの屁だが(笑)。

 すると、家事労働を随分楽にすることによって、女性は、ただ単純に楽になってしまっただけという結論が出てくる。面白いのは、暇になったオジサンがぐったりするのに対して彼女たちは元気になる。


家事労働は、時間的・空間的制約が特に大きい労働なので、単にその反動だと思うけどね。俺もなんとか暇な時間を作ってどこか出かけよ。少なくとも養老孟司が家事労働をしてないんだなってことは分かった。

バカの壁 (新潮新書)
バカの壁 (新潮新書)
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養老 孟司
新潮社
売り上げランキング: 5005
おすすめ度の平均: 3.0
1 駄目新書の典型
5 バカの壁の意味をまず知ろう!
4 予想外
2 思考のヒント
3 脳の限界を考慮に入れよ!

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genre : 本・雑誌

独特老人

作者が「独特の人」とよぶ老人に対して1988年から10数年にわたって話を聞いた内容をまとめた本。
先日読んだ「顰蹙文学カフェ」の中で、若者は元気ないが、老人は過激だ、みたいな文脈の中で紹介されていた。
いやー、届いてその分厚さと、開いて「装幀・題字 横尾忠則」というのを見てこりゃ失敗したかなと思った(笑)。やばい本だ。
最初に、後藤繁雄が老人を訪問した日の様子、意気込み、とその老人の経歴が見開きで説明され、そのあと数ページにわたってインタビューが掲載される、という構成になってるんだが、確かに、もうその経歴を読んだだけでくらくらしてくるくらい。壮絶。
印象だけど、戦後なんらかの活動をして逮捕された=戦ってきた、という人が多い。あと海外行った、海外で活躍した、という人も。吉本隆明のところに、
毛沢東だって、マルクス主義者もそうだけどさ、ボケてるくせに楽隠居すりゃいいのに、信念のある人っていうのは死ぬまでやってるんだよ。写真見ると、目とか虚ろになってるのに会見したり。そんなことしなきゃいいのに。
とあるが、そんな感じの人ばっかり。
猫になりたい、なりたいけどなれない悲哀だ、愛だ、とか言ってる須田剋太って人とか。
神の死の世界を実相の世界とよび、(それは大気圏にあるんだそうだが)そこへ行ってきた、そこでは小林秀雄が待ってる、とか言ってる芹沢光治良って人とか。
そこの神様に言わせれば今の日本は300年前のフランスの腐った時代と同じなんだそうだ。フランスは革命を起こしてなんとか100何十年もかかって持ち直したけど、日本は別の方法で立ち直らせるそうです。
あと、女の方が強いって話をしてるのが2名、杉浦明平と沼正三。
杉浦明平はバイオテクノロジーが発達したら男は潰されるって。蜜蜂の雄は腰の下から全部ちぎれて女王蜂の中に吸い込まれていくんだって。
沼正三は女は生きざま、男は死にざま。千人斬りとか言ってるけど実は逆。いかにSMかという話。女学生が歩く小道の、お目当てが踏んだ小石を拾って額の上に載っけて寝たとか。防空壕でお乳が飲みたいと言って小学生のチンチンくわえたとか。かなり衝撃的。
辞書は言葉狩り、昆虫採集。ピンで刺して標本箱に並べれば専制君主になれる(サディズム)とか。指二本あればマスがかける、妄想の国の王様になる、とか。食うものをさがすばけものが「文化」、獲物がなくなっちゃったら宇宙空間に求めて旅立つ、とか。
犯罪者って、必要なんですよ。世界が平面化して、完全にでこぼこがない鏡のごとき平面になって、世の中が神様のごとき善人ばかりになっちゃったら、そんな世界は腐った世界です。急流の水が何でいい水なのか、海の水はなぜ腐らないか。つまり、必ずね、世に受け入れられない少数者って必要なんですよ。
とか。
山田風太郎は足利十五代の室町時代の方が魔界的で妖気をはらんでていいと言ってる。一人もまともな将軍がいなくて無政府状態みたいな方がいい文化を生んだと。
ラストの鶴見俊介との対談で後藤繁雄は若い子たちはもう日本という国には住んでいないと言っている。違う空間ができていて、そこに住んでいると。

そんなに女が強いんなら、なんで少子化で労働時間が減らないとか言ってんだ? とか、若者が住んでなくて無政府状態がいいんなら政党なんていらないんじゃね? とかいろいろ考えたりした。
あーそうそう、老人ってことだけど、迷惑かけるってことが大事なんじゃない?って思うんだよね。信念つらぬくのもいいけどさ、「家内には申し訳なく思ってる」とか、そういうこと言ってて、必ず誰かに迷惑かけてる。そういう迷惑な存在が過激な何かを生むんでしょ。